君のことを助けるために!
その言霊を紡ぐんだ!
最後の鍵は……電脳の(BALDR)、空(SKY)!
やぁ。バルドスカイで絶賛狂ってるおにいさんだよ。楽しい〜〜〜〜けど100時間溶かしてんだよな…………
まぁそんなことは置いておいて。今回は真ちゃん編の感想雑まとめといきましょうか。
僕は一応言っとくと幼女趣味はないんだよね。おっぱいおっきい子一筋とかそんな感じ。でもねぇ、真ちゃんとか菜ノ葉はね。やばいよ。護らなきゃ……ってすんごく思ってさ。まぁそのせいで俺の影狼化(感情移入度)が捗るのなんの。ハッカドールですよこれはもう。
それで肝心の内容は本当にカタルシスだらけだって。マジで。エンドゲームレベルだよこのカタルシスは。本当にそれぐらいやばい。
まずね。菜ノ葉が何の害も受けずに生存してんの。この時点で経験を繰り返した人ならわかると思う。つまり菜ノ葉生存確定なんですよ。
そして千夏がトランキライザーに乗らない。それはもうやっぱり精神崩壊も死にもしないってわけなんですよ……
この2人、基本的にどのルートでも片方は必ずと言っていいほど死んでるんでマジでこれが起きた時点で奇跡。マジで「無意識の積み重ねでの経験が起こした大番狂わせ」ですよ。真ちゃんルートって。誰も死んでねえの。空以外……
とか思っていたら13章終盤。その声は聞こえました。そう。そこにはエージェントでもクゥでもなく、「空」の声が聞こえたんですよ……マジでコントローラー落としかけた。もうね、本当に、やばかった。だってこれさぁ!完全にさぁ!もう本当に……
エージェントは言っていたよ。観測を続けた先に私の求めたものはあるって。そうだった。俺にとって求めていたものは……そこにあったんだよ……その声が聞こえて、そして
これがお出しされて僕はダメだった。何なんだよそのタイトル回収は。やばいってもう本当に。最後の鍵がまさかタイトルとか思わないじゃんよ……しかもそれが空の託した最後の一撃ですよ。やっぱり甲くんは銀の弾丸じゃん……誰かのために自分の力を使えるお人好しの正義のヒーローなんだよな……………………
そうして迎えたダイダン・エンド。僕は本当にみんなの顔が見えた瞬間泣きましたよ。「みんないぎでる……」ってなった。それほどまでに僕が見たかったものなんですよ。誰も失わない、エンディングっていうのがさ……
しかも先生の夢が最後にちゃんと全部叶ってるのがもう本当にダメでした。泣いてしまった。貴方の戦いは無駄じゃなかったんですよ。グレゴリーの怪文書神父にもバルドルに刻まれてるノインツェーンの亡霊にも負けなかった。貴方は……最後の最後で大勝利したんですよ……如月寮のみんなと一緒に……………………
かくして、この御伽噺は終わりです。本当に、最高の御伽噺でした……
1人の少女の夢は覚めて、愛しい人は隣に、騒がしいけど懐かしい仲間たちが囲んで、さ……
さてもさてさて、僕は五つの可能性を観測し、巡ってきた。
一つは曇天の空を雨と共に駆け抜けて
一つはニラと菜の花を抱きしめて
一つは夏の渚を踏み締めて
一つは季節を知らせる風を背中に受けて
一つは真心を蝕む悪夢を払い夢から覚まして……
さぁて、僕と甲くんの走るべき最後の道。さぁ、行こうぜ……あの「空」の元に……!