ハジメの部屋

創作とかやっていけたらなぁ、などと思いまして

無印信者の俺vsビルドダイバーズRe:RISE

今回で最後だけどそれと同時に飛んでもなく熾烈な戦いになったわ

 

やぁ、もはや言葉はいるまいよ。ビルドファイターズ無印信者の僕が行くビルドシリーズとの激戦。その最後を飾るのは

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ガンダムビルドダイバーズRe:RISE。僕のこの勝負を始めたきっかけはここに出てる尊厳凌辱ガンダムが気になってたからなんですよね。なぜそれがビルドシリーズじゃないといけないのか、って。

 

そして見てみましたよ。13話で折れかけた。

いやな、これ本当にキツくってさ、リアルの3日間寝込んでた。何しても上手くいかない状態に陥ってさ。もほんとにキツかった…………

12話の展開とクッソしんどかったってのもあるんだけどさぁ、主人公のヒロトくんと回想に出てきたイヴって子にララァとかの系譜の呪いを感じてさ……もそこでダメだった。そしてそれに気がついたせいで逆説的に前作のカイザー・ダイダン・エンドに泥を塗られたのがほんとに辛かった。1クール終わったときのRe:RISEの評価アレですからね。忌子とかハーメルンのアンチヘイト二次小説ですからね。さらに追い討ちで愉悦されたのもマジでキツかった。善意あるフォロワーのセーフな範囲のネタバレがなかったら本当に折れてた。あと平成と大神でメンタルリカバーしてた。それでやっと立ち直ったのがつい先日。そして2クール目を再開して完走した。

そして結論は本当に面白かったってなったわけで。納得して言えるよ。これはビルドダイバーズの続編だってさ……

面白かったのは前作の下地から出される物語ですよ。ゲームだからこそという視点を上手く使ったトリック。まさかマジで現実で起きた悲劇だとは思うまいよ……そしてやっと誰かに話すことができた過去を挟んで真の仲間になったエルドラビルドダイバーズたちとリクくん達のビルドダイバーズ……ぶつけてきてくれなかったら本当に俺はこの作品へのデバフを消すことができなかった。そのおかげでヒロトくんは悔恨を払えたし、俺は憎悪の炎を消すことができた……そしてラスボスのアルスも救いの手によって笑顔で逝けたのはいいなって。あと最後のメイの生まれたときの物、あまりにも、本当に、救いだった。カイザー・ダイダン・エンドだったよ……

そしてガンプラのビルドされた「意味」……各々の機体にちゃんと「熱」や「愛」があったのがほんとに好き。イージスナイトやエクスヴァルキランダー、そしてネプテイトガンダムにリライジンガンダム……仲間と出会ったことで作ることのできたガンプラが本当に、いいんだよなぁって……ネプテイトガンダムが戦わずに役目が終わったのは本当に良かったなって。イヴと一緒に太陽系を越えていくためのガンプラだもんな……

 

マイナスな点はやっぱりあまりにも重いってことなんだよな。正直12話のアレと20話は本当にキツかった。3日間寝込まなければ死んでいたかもしれない。でもリアルだということを飲み込んでそれでも守ろうとする姿はやっぱりカザミくんの理想とするヒーローだったなって。正義の騎士から盾の騎士になったのほんと大好き。泣くぞ俺は。

 

それでさぁ、肝心の尊厳凌辱ガンダム……もといガンプラだけど本当ビルドシリーズじゃないとダメだったね、アレは。イヴちゃんとの思い出のガンプラなんだからヒロトくんが切れるのも無理がない。というか普通にみてるこっちもヘドが出るやつだったからな……しかも機械だから感情を挟まないってのがもほんとに……

 

こんなもんかな。あとはこの作品のテーマは多分「呪いになってしまった祈りを仲間との絆によって本当の意味の祝詞へとひっくり返す物語」だと思ってます。あとタイトルがまた陽は昇るってなるのが本当に、本当にさ……最後にその名前を冠したガンダムを出して「太陽」を補完したのあまりにも見事すぎて唸ったよねって。おまけに幼馴染の名前もヒナタちゃんだから「陽」って読めるんだよな……もう本当に、躓いた過去から未来へと向かうための再起の物語だったなって……

 

勝敗の結果はここまで1人のキャラクターに入れ込むとは思わなかったしそのせいでもう二度と見たくないって思ったけどそれでもって声のままに見て完全に敗れることが出来た……ほんと、良い話だったって今なら言えるよ。俺の負け!全勝負俺の負けさ!でもこの気持ちは、青空のような晴れ晴れさがあるよ……

 

 

はてさて、語りたいことも語ったし俺だけのガンプラの塗装以外の仕上げに入らないとな。つってもパーツ届かんと意味ないけども……あー!ネプテイトガンダムとリライジンガンダムガンプラ欲しいなぁ!!!!